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高森明勅
2016.11.11 01:00

トランプ勝利を予測した木村太郎氏の見方

早くからトランプ氏が「99%大統領になる」と明言していた
ジャーナリストの木村太郎氏。

昨年12月にそう直感したという。

米国で取材して「隠れ支持者」が多数いる事実を発見したのが
理由だとか。

その彼がこんな発言を。

「(トランプ氏のアドバイザーによると)『米国は世界の安全のために
いろいろな国を助けてきたけど、
もうできない。悪いけど手を引くよ』
というのがトランプの基本的な考え。
おのずと日米安保は考え方を変えないといけなくなります。
もしかしたら沖縄の基地がなくなってしまうかもしれない。
それによって憲法改正が甘く感じるくらい、日本人はこの国を
どうやって守るのか、
本当に血を流して戦うのかという議論が
現実的になると思う。
あとTPPは間違いなくやらないでしょう。
…心配なのは、
トランプがあまりにも目立ち過ぎなことです。
レーガン元大統領は就任2カ月で暗殺未遂にあった。
そうならないことを祈りたいですね」

耳を傾けるべき指摘だろう。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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